バリヤ機能を損なうようなスキンケアに注意!

1日に何回も度を越えた洗顔をしてしまうと乾燥状態になり、一段と多くの皮脂を分泌してしまいます。

特に、ニキビでお悩みの方は、余分な皮脂を綺麗に落として清潔な状態を維持しようとして洗顔をし過ぎてしまう傾向があるようです。

肌が乾燥してしまうと、さまざまな肌のトラブルを招くことになります。

どんなトラブルが起きるかというと、まず、肌内部の水分蒸発を防ぎ、潤いを保ったり、外部からの刺激をブロックして肌を守っているバリヤ機能が低下してしまいます。

本来、健康的な肌は、肌の表皮の一番上の角質層という部分に、わずか0.02mmほどの薄い膜の中に角質細胞が約20層にレンガが積み重なったような構造を作っています。

そして、それぞれのレンガをしっかりとつなぎ留めているのが、角質細胞間脂質といわれるセラミドなどの保湿成分です。

セラミドは、スキンケア化粧品の配合成分としてよく聞く名前ですが、実は、このセラミドは、肌を守るバリヤ機能を正常に働かせるために非常に重要な役割を担っている成分です。

保湿成分のセラミドが角質層の中で、しっかりと働いていることが美肌には不可欠というわけです。

しかし、洗顔やクレンジングのし過ぎや肌に負担をかけるようなスキンケアを続けていると、肌は乾燥し、表面は厚くて硬くゴワゴワの状態になってしまいます。

肌が厚くて硬くゴワゴワの状態になってしまうと、肌細胞が生まれ変わるサイクルのターンオーバーが狂いだし、未熟な細胞が表面に出てきてしまい、セラミドの働きも低下してバリヤ機能が損なわれてしまいます。

すると、肌内部の水分はどんどん蒸発して、さらに乾燥し、外部からの刺激も浸透しやすくなるため、化粧水がしみたり、髪の毛や衣類が触れただけで赤くなったり、痒くなるなど、ちょっとした刺激にも反応してしまう敏感肌に陥ってしまいます。

また、毛穴周りも厚くなることで、毛穴が塞がれて、その中でアクネ菌が繁殖してニキビの発生につながります。

このように、バリヤ機能が低下してトラブルが起きないように、まずは、スキンケアの基本として正しい洗顔法を身に付けましょう。

特に神経質な方は、常に余分な皮脂や汚れが気になって、何回も洗顔をしたくなるようですが、洗顔は、朝と夜の2回で十分です。

また、クレンジング剤は、肌にかなりの負担をかけるものがあるので、十分に注意して下さい。

そして、洗顔後は、セラミドやヒアルロン酸などの保湿成分を配合した美容液で、しっかりと保湿することが大切です。